自衛隊に向いていなかった理由5選-仕事好きだけど辞めました

いつもありがとうございます。

私は元自衛官です。
4年で現役自衛官を終え、現在は即応予備自衛官として働いています。

今回はやめていった人の中で実際にあった
どうしようもないから辞めるか。
となった内容の紹介です。

それがこちら

  • 希望職種じゃなかった。
  • 背が低かった。
  • 偏平足だった。
  • 虫が無理だった。
  • 食べ物の好き嫌いが多かった。

補足説明すると
自衛隊のここが嫌いだからという理由ではなく
入ってから

しまった。
これは続けられそうにない。
と、気づいてしまった内容の紹介です。

・希望職種じゃなかった。

自衛隊になるとき



この三択は受験するとき、選ぶことができます。

しかし、職種に関しては
選べません。

教育の中に適性検査というものが存在します。

様々な質問にイエスかノーで答えるものです。
その適性検査であなたにあった職種が決められます。

適性といってもいくつの職種に適性があるか
人によって違います。

検査結果は基本的に教えてくれません。

どのように決めているかも全くわかりません。

私の場合

頑張ったら行きたいところに行ける。
という言葉でわりかし頑張った位置にいたと思います。

その結果

「おまえ元気じゃけー、普通科な」

と選択権も適性の話も何もありませんでした。

普通科で鉄砲を持って走るのは勘弁。
あの職種がいい。

といった強い希望がある人は、この結果を聞いて
辞めていきました。

・背が低かった。

これは私の例です。

私は身長158㎝のちびっこです。
ちっさいと困るところは

・銃の構え方の見本が役に立たない
・行軍は常に小走り
・障害走の壁が高い
・体重も大きな人ほどないのでパワーがない

など、結構困ることがあります。

便利なことももちろんあります。

今回は深掘りしませんが、
最もつらいのが、行軍が常に小走りなこと

40km以上の道を夕方から朝まで歩きます。

前を歩く人が180cm以上の人です。
わたしが160cmとします。

歩幅が仮に10㎝違うとすると、
たった10歩でも100cmの差が生まれるのです。

涼しそうに歩くのを見ながら
わたしはずっと小走りをしています。

銃を持ち、重い荷物も持っているので
足はいつも水ぶくれになっていました。

・偏平足だった。

偏平足の人へ
悲報です。

運動量が多く常にブーツを履いているため
かなり疲れがたまります。
中敷きをよくしても偏平足にはやっぱりきついです。

・ムシが苦手だった。

山で訓練がよくあります。
ムシがたいへん多く、マダニの被害や
セアカゴケグモの目撃も
聞きます。
得意不得意関係なくここは危険です。

夏の山はムシ。ムシムシ虫。

蚊のレベルは高く
デジタル蚊取り線香に着地する強さ。

敵が近くにいる。
そのもっと近くにはGがいる。
そのさらに近くにはスズメバチ

動けないのにこの恐怖

私はスズメバチと
にらめっこをしましたが
眼球の近くを大きな音をたてて飛ぶあの姿

頭には
黒光りするものは危険という
言葉がよぎり

秒で逃げました。

動いて叱られたのを覚えています。
今でも後悔はしていません。

・食べ物の好き嫌いが多かった。
自衛官は食事が朝昼晩、ほとんど用意されています。

嫌いなものが多いほど食堂が憂鬱になります。
味の好みもあるので食堂が苦手になります。

山で食べるレーションはなかなかの味をしています。
退職まで食べるのはさすがにイヤ

辞める理由の一つになります。

まとめ

いままでの話で
やってしまった。
該当する。
となりそうですが
辞める理由なんでどんどんわいてくるものです。
重く考える必要はありません。

続ける理由がおおきければ
こんな悩みちっぽけなものです。

私自身、めちゃめちゃ自衛隊が楽しいので
非常勤という方法でお世話になっています。

最後に

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今後もこんな感じで自衛隊を話題にした記事を書きます。

ブログも見やすくするため、少しずつ改善をします。
来た時に見た目が変わることがありますので
ご了承ください。

また次の記事でお会いしましょう。

おまけ
背が低いと困るポイントがこの動画でわかります。
自衛隊の公式YouTubeチャンネルです。
https://www.youtube.com/watch?v=aWSJ7O4_Z4A

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